2018年3月16日
唯一無二のSomogyiスタイル
こんにちは、平野です。本日ご紹介しますのは、フィンガースタイルギターの最高峰と言われるErvin Somogyi氏の作品です。
Ervin Somogyi SJ Cutaway Jacaranda 1994
http://www.apple-guitars.com/2018/02/21/3725ag1855/
Somogyiがこれほどまでに個性的で特徴的な楽器を製作する背景のひとつは、”彼自身がフラメンコ・ギタリストとして活躍していた”ことでしょう。
求められるサウンド、鳴らし方、レスポンス、どのポジションにおいても均等な鳴りが必要とされる点など、ガット弦ギターを熟知していたSomogyi氏は、その哲学をスティール弦ギターに応用しました。
そして、全く新しいギターを実現するべく研究を重ね、唯一無二のSomogyiスタイルを確立したのです。
このように素晴らしいギターを、たくさん手にしてみたいものです。
2018年1月27日
ヴィンテージ仕様のブリッジピン
ブリッジピンは長く使いますと徐々に摩耗し、無理に押し込むとブリッジや表板を弦の摩擦で痛めることがあります。摩耗が生じましたら、交換するのが良いでしょう。今回は、ドイツ製マーチンレプリカパーツの入荷をお知らせします。
ANTIQUE ACOUSTICS REPLICA MARTIN GUITAR PIN SETS
誉高いプリウォー・エラの1920年代から1930年代にかけてStyle28,40,42,45のギターで使われたエンドピン&ブリッジピンを精密に再現しています。材質はアイボロイドで、ブラックドットがシンプルながら瀟洒な雰囲気。高品質な一品です。
誉高いプリウォー・エラの1920年代から1930年代にかけてStyle28,40,42,45のギターで使われたエンドピン&ブリッジピンを精密に再現しています。材質はアイボロイドで、ブラックドットがシンプルながら瀟洒な雰囲気。高品質なブリッジピンです。
交換をご検討のお客様には、全体のコンディションチェックを無料で実施しております。ご予約は 電話 078-31-1134 までどうぞ。
2018年1月27日
NAMM初日!
NAMM初日を終え、今日は2日目!スタッフはT.J.Thompson氏とお会いすることになっています。
巨大な会場には数万人の音楽関係者が集まり、どのブースも見ごたえたっぷりで、あっという間に1日が過ぎていきます。

Martinブース↓

帰国後のリリース情報も、ご期待ください。
2018年1月7日
テイラー入荷
アップルギターズ花井です。魅力的なテイラーギターが入荷しております。

左 Taylor 412e-R LTD 2015 210,000円
美しいベアクロウ・シトカトップの限定生産品
右 Taylor 314 2001 128,000円
テイラー人気シリーズ314!
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テイラーご売却募集中です

優遇条件はスタッフまでお問い合わせください。
査定専用フリーダイヤル 0120-175045
2018年1月6日
NAMM 2018

明けましておめでとうございます。今年もNAMMショーの時期がやってまいりました。アップルギターズのスタッフも1月24日~27日の予定で現地入りします。Elderlyさんのブースを中心に動いていると思いますので、現地へ行かれる方、ご一報くださいませ。
2017年12月20日
アンジー
アップルギターズの花井です。昨日、お客様と一緒にポール・サイモンのアンジーを弾き、久しぶりにCDを聴き直してみました。
今から40年以上前、私が高校生のころ、ギター仲間のあいだでこの曲が弾けるか否かが、「こいつはギターがうまいかどうか」という線引きになった曲です。

CD 左から
デイヴィーグラハム「The Guitar Player Plus」
バートヤンシュ「バートヤンシュ」
サイモン&ガーファンクル「サウンド オブ サイレンス」
当時私はヤマハの1万円ぐらいのギターを持っていましたが、文化祭の時、同じクラスのW君は10万円もするS.Yairiを持ってきて、アンジーを完璧に弾いたのです。私も周りで聴いていたみんなも「レコード聴いてるみたい」とぶっ飛んだ思い出があります。
TABはもちろん楽譜もなかなか手に入らなかった時代です。同じ学年でアンジーを弾けたのは、多分彼だけだったでしょう。私も耳コピで「アンジーの遠い親戚」みたいな曲をたまに弾いていた覚えがあります。
この曲にまつわる思い出をもつのは私だけではないでしょう。今50歳以上のお父さんたちにとって、自分の音楽人生をやや左右した一曲ではなかったかと思います。
この曲の作曲者は、ポール・サイモンではありません。ポール・サイモンは1960年代に渡英したときアンジーの演奏で有名なバート・ヤンシュから教わったとの逸話がありますが、バート・ヤンシュもこの曲の作者ではありません。彼らの先輩格にあたるブリティッシュフォークの巨匠デイビー・グレアムの作曲によるものです。
美しくも切ないポールの演奏。ドラマティックで緊張感漂うバート。そして、飾り気なく孤高にギターを奏でるデイビィー。どの演奏も素晴らしいものです。彼らの音の聴き比べて、流れに心を乗せて、贅沢な時間を過ごすのも良いでしょう。また、3FにカポをしてAmフォームで弾き直してみるのも一興です。
現在の日本でのギターインストの原点の一曲ともいえる切なく美しい曲です。
2017年12月20日
ギター持って嬉しそう(^^)
垂水です。今日は工房のスケジュールが少し空きましたので、新しい名刺の写真撮影をしました。オーナー花井は最近はずっとBozo Podunavac Leo Kottke custom 12 レオ・コッケがBozoにオーダーした数本のうちの1本をBozoから購入したという、大好きなギターを手にしております。嬉しそうですね(^^)